イチローの野球哲学から学ぶ歯を大切にする唯一の極意<林克ノート>
天狼院ライティングゼミに提出した記事。内容に変更はありません。
ボツ記事になったけれど、せっかく書いたのでアップします。
タイトルの最後に※<林克ノート>とあればライティングゼミ用に書いた記事になります。
※尊敬するライター川代紗生の<川代ノート>から拝借。
自分も川代さんレベルのライティングスキルを習得したいと思ってつけました。
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突然ですが、みなさん、歯磨きしてますか?
ここで「もちろん!」と答えた方はとても優秀な人なんだと僕は思います。
なぜなら僕は40歳オーバーですが歯磨き苦手です。
苦手と言っても歯磨き粉の味が嫌い! とかなどではなく、もともと歯を磨く習慣が乏しかったことで歯を磨くのが苦手、むしろ面倒だと思っている人です。
ただ勘違いされないように言うと、これまで一度も磨かなかった訳ではありません。なので口の中がいつもバイキンマンだらけと言うことじゃないです。1日1回夜に磨いています。それ以外はうがい、爪楊枝でシーシーしたりと誰でもやっている口内ケアーはしているんです。
でも先日、雷に打たたような凹むことがあって歯磨きに対して思うことが出てきたんです。
話を聞いてもらえますか?
実は人って1日3回。最低でも2回は歯磨きをしないといけないんじゃないかって思ったんです。
今さら気づいたの? と思われそうですが、今さら気づきました。
実は先日、奥歯が痛んだので久しぶりに歯医者に行ったときに先生が一言「これは大工事になりますね」って優しい口調で言われたんです。
そのあと大工事の説明を聞いて顔は苦笑い、心はどん底。顔文字に例えるならコレです→ _| ̄|○
自分で虫歯を誘発していたとはいえ、説明を受ければ受けるほどやっぱり心が凹みます。なぜなら歯ブラシをしていなかったわけではないし、歯磨き粉も虫歯になりにくいのを使っていました。でも自分なりのケアーに「落第点」を専門家から突きつけられた事実には勝てません。
昔の話ですが、初めて歯磨きした記憶があるのは保育園に上がる前ぐらいでしょうか。母から「寝る前にはちゃんと歯を磨かないと虫歯になるよ」と言われたこと。うる覚えですが記憶があります。
そして寝る前には必ず歯磨きをしていました。それが今の1日1回の歯磨き習慣です。
自分では大丈夫だと言う根拠のない自信と自負がありました。甘いものめちゃくちゃ好きでしたけど。
いま思い返すと歯磨きに対する情熱、パッションが足らなかった思います。
それから数十年が経って何度か歯医者にもお世話になりました。虫歯にもなりました。銀歯も入っています。それでも私の歯磨き習慣は変わることはありませんでした。根拠のない自身のせいでしょう。
でもさすがに今回「大工事」と言われたことにショックが隠せません。
銀行で眠ってる福沢諭吉が行列を作って「ちょっと長旅になるので探さないで頂きたい! アディオス」と置き手紙を残す事態。
今になって自分の犯した事態を重く受け止めているところです。
ですが凹んでるだけでは前に進めない。そう思い全てを前向きに考えるようにしてみました。
今は最悪の状態でも、通っていくことで大工事もいずれ終わる。そして健全な状態になる。
これから先の自分にできる「口内環境正常化」に取り組むことにしました。
歯磨き
・歯磨き&歯間ブラシを毎食後必ず行うように習慣化する。
・外出先などで難しいときは歯間ブラシだけでもする
歯医者
・悪い部分を治してもらう
・数ヶ月に1度は定期メンテナンスを必ず行う。
どうでしょう。
完璧なプランを考えたかも知れません。もうノーベル歯磨き賞を貰えるレベルです。
あとは継続、習慣化をすることです。
歯磨きを習慣化するには継続とモチベーションが大事!
仮に1回5分の歯磨きを毎日3回行ったとしたら単純に15分かかります。
1年間、毎日「15分」歯磨きすると「365日×15分=5475分」歯磨きをする事になります。
時間にすると1年で「約91時間」歯磨きする計算になります。
ちなみに1年間は「約8760時間」になります。
91時間と言う膨大な時間を歯磨きに当てることで虫歯になったときのリスクを最小限にすることができると思っています。
継続です。継続こそ歯磨きの極意です!
そして元プロ野球選手のイチローが引退会見の時に言っていました。
「自分なりに頑張ってきた。ということはハッキリと言えるので、これを重ねてきて…重ねることでしか後悔を生まないということはできないんではないかなと思います」
イチローらしい言葉ですね。
自分なりに頑張ってきたこと。継続したことが今の自分を作り上げてきたと言うことです。
イチローの野球哲学から歯磨きの哲学を学ぶ日が来るとは思ってもみませんでした。
イチローの言う努力に比べればミジンコのようなことかも知れませんが、努力を惜しまずに継続し続ければ歳を取っても健康な歯を残すことができると思っています。
そしてこの記事を書き終わるころには1回目の治療が終わっています。
歯医者のキュイーンという独特な高音、あの匂いを体感しながら「もう二度と歯医者に来たくない! 早く終わってくれ!」と心の底から願っているでしょう。
そして自分の歯に対する償いと感謝。行列を作って旅立った福沢諭吉達の未練を断ち切るようにこれから続く口内正常化計画を進めて行きます。
最後にひとこと「歯医者には通わないで済むなら通わないほうがいい」
皆さん、歯の健康にはお気を付けを。
<終わり>